2024年08月26日
大手保険業界に思うこと
本日の日経新聞記事にも出ていましたが、公正取引委員会が大手損害保険会社4社(東京海上日動火災保険・損保ジャパン・三井住友海上火災保険・あいおいニッセイ同和損害保険)に対して、談合を行い保険価格の釣り上げ行為を組織ぐるみで行っており、公正取引委員会より課徴金納付を言い渡されたという記事が出ていました。
保険という見えない商品に対して金銭を支払う消費者側は、信用性、信頼できそうな保険企業で契約したいというのが意思決定の根底にある部分になるので今回の不祥事は直近で発生した中古車販売店のビックモーター事件以上の大きな事件だと思っています。
現に弊社も売買や賃貸業を行っているため火災保険や賃貸物件の損害保険、自動車保険損害保険などを取扱っており、この4社をメインに利用しておりました。
ここ数年間で弊社も数回の大幅な値上げの見積書を相対方式で提出されており、 急激な値上げ幅の保険料金額だったので、この4社以外の損害保険会社に見積もりをとり、依頼した損害保険会社は値上げを行っていなかったため、
弊社は現在、他社の損害保険に移行しているという最中の出来事でした。
大きな信用を失墜したこの4社が今度どのように国民からの信用を取り戻していくのか注視していきたいと思います。