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2020年05月23日

戸籍謄本を見る



自分のことや親のこと、皆さんはご先祖様から自分までの繋がってきたルーツって
どこまでご存じですか?
詳しく軌跡として知るには戸籍謄本を見るしかありません。

戸籍謄本は婚姻、養子、死亡等の届出提出などの時でないと取得しないですし、
あまりマジマジと見る機会のない類の書類です。

これが原戸籍謄本です↓↓
IMG_1997.jpg
今はコンピュータ化なので手書きではありません。


戸籍謄本は個人の履歴なので、
父親母親、兄弟姉妹は誰か?
いつ誰と婚姻したか?
離婚歴はあるか?
養子なのか?
などデリケートな部分が記録されている半面、
自分や、特定の人を調査し知る上では
はっきりとした個人の履歴書になります。

で、自分のルーツの一部分ですが、
祖父母の戸籍を見ていて、
自分の目で見て確信できたことがあります。

話の上で聞いていたのですが、
親の兄弟2人(長男と次男)が
満州国で餓死していたという話。

戸籍での長男は
昭和18年7月9日、満州国で出生
昭和20年11月2日、満州国で死亡
長男は2才の命でした。

戸籍での次男は
昭和21年2月11日、満州国で出生
昭和20年10月29日、満州国で死亡
記載がおかしい。。です。
当の本人は他界している為修正も無理でしょう。。

2月に生まれているので勝手な判断ですが、
次男は1才の誕生日も迎えていなかったと
私は思っています。

終戦前後で国も機能せず、戸籍も管理できていない
状況だったことが戸籍をみても伺えます。

祖父は満州でソ連軍に捕まり、
シベリアに抑留されていたと聞かされていましたので、
極寒の寒いなかの母子の生活で、
食べる物も配給もなく、母乳も出ず、
2人の兄弟とも餓死していったと聞かされています。

昭和20年8月15日に日本は降伏ですが、
それからの終戦後の満州在住の日本人は、
見つかり捕まれば、男は労働奴隷、
女性子供はひどい仕打ちを受けたり、売られたり、
殺害されたりという地獄絵図のようなひどい状況
だったようです。。

想像するだけで悲しくなりましたが、
先祖は激動の人生を送り、
人生を諦めず、子孫を残し、
そして、現世の私がいまここに立っている。

亡くなっていて今は直接言えないですが、
…『ご先祖様ありがとう!』

長くなりましたが…、戸籍謄本を見ると新たに知れて、見えて、気づくことも
あるということです。
                          


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